捨て生活近況

できるかぎりモノを減らしてラクな老後を迎えたい
････それがいまの切なる願い。
でも、思いきりが悪くて、なかなかモノを手放せなーいっ！
それでときどきどうしようもない自己嫌悪に襲われる。

そんな自己嫌悪にまた囚われていた先日、
苦悩してるハリネズミを前にダンナさんが言う、
「僕の書斎はともかく、
　LDKとかはもう断捨離すべきものはないんとちゃう？」と。


甘ーいっ(。-`ω-)


たしかに取捨選択していろいろ手放してはきた、
たとえば調理器具だと
クッキーの抜き型とか、鰹節の削り器とかたこ焼き焼き器とか。
フードプロセッサーも手放したなー。

でも、まだまだ絞り方、スリム化が足りないって思うの。

だったら買わなかったらよかったとダンナさんは言うけれど、
若い日からそんなに達観してたら人生、つまらない。
「あれもしたい」「これもしてみたい」って思い、
それを実際にやってみるのが「若い」ってことなんじゃないかと。

たとえばダンナさんと暮らし始めてから５年くらいは毎年、
ほぼ完璧なお節料理をつくってた、フルタイムで働いてたのに。
当時は事実婚状態だったけど、
新婚家庭への夢や憧れのようなものが「新妻」ハリネズミにもあり、
だから重箱が欲しくて、買ったものの、
いつしか「お金と労力をかけてつくる冷えたお節」よりもそのぶん、
蟹や神戸牛のステーキを食べに行くほうがいいって現実に目覚め、
重箱は処分することにした。
それなら重箱、最初から買わなければよかった？
それはそれで侘しくない？

この先、手放していくべきものはきっとそういうモノたち。

実際、若いころには難なく使えたものが加齢で使い勝手が悪くなる
････そんな気づきも暮らしの中で最近はちらほら。
それでいま手放そうかどうか思案中のモノ。



パイナップルカッターと果汁絞り器。

ダンナさんが使うならまだ実用可能、だけどハリネズミにはビミョー。
パイナップルカッターはとても気に入ってたんだけどね。
　パイナップルカッターの過去記事　https://harinezuminchi.blog.ss-blog.jp/2014-01-28
ちょっとハリネズミの握力じゃ使用がむずかしくなってきた。

果汁絞り器はもう何年も出番なし。
グレープフルーツで生果汁サワーをゴクッといきたいところだが、
服用中の免疫抑制剤との兼ね合いでのグレープフルーツ断ちの生活は
いまも続いてて、なんだかコレを見るたびもやっとするし。

ダンナさんに相談してみたら「置いとけばいいんちゃう？」と。
聞いた相手が悪かったな････(-_-;)。
「捨てる」に１票を入れてくれることは稀、
９割以上の確率で「置いとく」に１票を投じるんだから。



これもまたずっと手放すことを思案している髪飾りたち。



ロングはもちろん、セミロングだってあやしい今後のヘアスタイル、
たぶんショート一点掛けであること、
それを思えばバレッタなどの髪飾りはもういらない。

でも捨てられない････。

小さな木箱にひとつ分、
それくらいなら別に持っていてもいいじゃないかって思ってしまう。
だけどすべては小さなモノの集まりで、
「これくらいいいよね」っていう甘えの積み重ねなのに。
まだまだ修行、足りないな。



それでも止めないかぎりは少しずつでも進んでいくと信じて、
なんとか手放したのはかご×３個。



このかご入りのカットクロスの詰め合わせを手芸店で購入したのは
もう15年くらい前のこと。
収納するモノを分類するのに便利と使ってきたけれど、
まだ同じものがいくつかあるし、ちょっと減量。

手放そうと思ったきっかけはかごの編みの厚み分、嵩張ること。



この日はデニムのスカートも３枚、手放した。