遥か７００キロ西方より。

今日、１０月１６日はハリネズミんちでは特別な日。
その日から１ヵ月余りでこんなに見違えるほど元気に愛らしくなったこのコたちを、



山口県の保健所から引き出した日。

あれから２年が経ちました。

思えばあの頃はハリネズミも元気だったなぁ、肉体的には。
精神的にはムギちゃんを亡くしてちょっとおかしかったかもしれないけど。


２０１７年１０月１１日に保健所に収容された３匹の仔猫たちの、
肩を寄せ合いながら不安に耐える写真を見かけたのはとある里親募集サイト。



殺処分施設のある別施設へ移送されるまでの猶予は１週間。
日に何度も「だれか」が里親に名乗りをあげてくれてないかと確認するも、
無情にも「応募・問い合わせ：０人」は変わることなく
････５日め、「だったら私が！」と手をあげる。

２０１７年１０月１６日月曜日、岩国発羽田行、ANA636便にて、
７００キロの距離を越えてハリネズミんちにやってきた３匹の仔猫たち、
いまもその日の朝、
保健所に引き出しに行ってくれた現地ボランティアさんが送ってくれた、
このコたちの保健所脱出の瞬間の写真を見返すと、キュッと胸が痛くなる。



でもって、目もウルウル････(^^;)。　　　涙もろいのは年のせい？



病気になってしまった２年後の今となっては、
当初考えてたように一時預かりとして必要な医療をかけてあげたあと、
別に里親さんを見つけてあげたほうがよかったのかなとも思うけど、
ハリネズミんちにやってきてまもなく、

「ここがボクたちのおうちねっ？　ずっとのおうちなのねっ？」

そんなふうに言ってるみたいに無邪気にじゃれつき甘える３匹に、
ここからまた別のおうちに行きなさいとはとても言えなくて。
しかも２匹ならまだしも、
きょうだいいっしょ、３匹まとめてもらってくれる人なんてそうはいないし、
それもまた不憫に思えてしまい････。

で、結果、こうなった
････の２０１７年生まれの茶トラっこきょうだい２組、５匹(^^;)。



このコたちのしあわせのため、その看取りのために、
あと１５年、できれば２０年は
ねこといっしょの日常生活を送れる程度には元気でいたいなと今日もまた、
ハリネズミはお薬飲んで、せっせと野菜を茹でて。
ある意味、このコたちの存在ゆえにがんばれるとも言えるわけで、
「うちのコになってくれてありがとう」です。

３匹を迎えた翌１１月から始めた、
１匹あたり月３０００円の茶トラっコたちの老後資金の積立は、
（高齢猫に多い慢性腎不全と心肥大の治療費に備えてます）
途中で４０００円に増額もしつつ、今日現在、４１０，０００円に(*'▽')ｖ。