５度めの血液検査の結果は……（° ω °?） [ルーチェくんの闘病日記]
おとといの夜はカリカリ３粒しか食べなかったルーチェくん。昨日の日中には、カリカリ13粒とお気に入りのささみのキャットフードを25ｇほど食べた。夜寝る前に用意するカリカリはこれまで40粒だったけれど、昨夜は期待を込めて50粒置いてみた。朝、お皿をのぞくと、かなりすかすかした感じで、注意深く数えてみると34粒食べていた。今までの最高記録♪♪。
機嫌もすこぶるよさそうなので、朝の強制給餌の前にまた、ささみのキャットフードを与えてみる。20ｇほど食べて、そのあとお水もペロペロと４口ほど飲んだ♪♪。今日は血液検査だし、強制給餌をしてから獣医さんへ行こうかとも思ったけれど、なるべくならひとりで食べられるようになってほしいので、先生に今日の食事プランを相談してからにしようと、強制給餌をせずに獣医さんへ行った。
まずは体重測定。ぴったり５kg。前回より150ｇの減少。強制給餌の量を減らしているからしかたがない。そして検査のための採血。先週に引き続き、ルーチェくんは今週もシッポで注射の刺さった場所を隠すし、おまけに暴れて逃げ出そうとするので、先生に「もしかしたら検査に必要な血液の量に足りないかもしれないので、その時はもう一度採らせてください」と言われてしまう（結果的には足りた）。そんな調子で皮下輸液の時にもウニャウニャ言いながら、ルーチェくんは診察台の上を匍匐前進。
５度めの血液検査の結果は、先生のお言葉では「確実によくなっている」そう。強制給餌の量を減らしているけれど、総コレステロールは147→146（㎎/㎗、正常値は53～164）でほぼ変化せず正常。皮下輸液のために薄まっているだけかもしれないと懸念されていた黄疸を見るための総ピルビリンも0.4→0.3（㎎/㎗、正常値は0.1～0.5）で上昇することなく正常。肝リピドーシスと診断された日には569まで上がっていたALPも、先週に引き続き今週も142で正常値（正常値は62～212U/ℓ）。ここまでは順調。
だけど、GOT/ASTは70→73（正常値は18～53（U/ℓ））、GPT/ALTは139→254（正常値は29～53（U/ℓ））で、またもや正常値を逸脱している。素人の私にはデータの読解ができないので、数値の上昇は即、病状の悪化のように思われて「数値があがっているのに、どうして『よくなっている』ということになるんですか？」と先生に質問。
この２つの項目の数値も、先週までは皮下輸液で体内に入った水分によって薄められた状態での数値で、実際よりも低い値になっていたと考えられる。でも皮下輸液の回数を半分にした今週も、GOT/ASTは70→73とほぼ変化なしなので、実際は数値が下がったと考えられるそう。GPT/ALTは上昇しているものの、これも水分による希釈がなくなったことが原因だし、これは正常値を逸脱していても、そんなに心配しなくてもいい項目（外傷により筋肉が傷ついた時にも上昇するし、肥満猫では日常的に高くなる項目）で、極端に言えば、GOT/ASTとALPが正常であればGPT/ALTが正常値を逸脱していても問題にはならないそうだ。
ルーチェくんのような肝リピドーシスの場合、動向に注目しなければならない項目はGOT/ASTとALPで、それらが正常値もしくは正常値に近づきつつあるということは、肝臓の腫れがひいて回復に向かっていると、データからは読み取れるそうである。
先生のお話をうかがって、とりあえずは「よくなっているんだ」と思いながらも、ここ数日のルーチェくんの元気っぷりから期待していたような結果ではなかったので、ちょっとがっかり。でも、「死ぬかも」と言われていた日々に比べれば、「よくなってる」と言われている今は、まさにミラクルなんだから、感謝しなくては。本日、ルーチェくんの強制給餌はお休みで、「とことん空腹作戦」に突入した。
笑える寝姿に思わずシャッターを切ったら……
目を覚ましたルーチェくんににらまれた
機嫌もすこぶるよさそうなので、朝の強制給餌の前にまた、ささみのキャットフードを与えてみる。20ｇほど食べて、そのあとお水もペロペロと４口ほど飲んだ♪♪。今日は血液検査だし、強制給餌をしてから獣医さんへ行こうかとも思ったけれど、なるべくならひとりで食べられるようになってほしいので、先生に今日の食事プランを相談してからにしようと、強制給餌をせずに獣医さんへ行った。
まずは体重測定。ぴったり５kg。前回より150ｇの減少。強制給餌の量を減らしているからしかたがない。そして検査のための採血。先週に引き続き、ルーチェくんは今週もシッポで注射の刺さった場所を隠すし、おまけに暴れて逃げ出そうとするので、先生に「もしかしたら検査に必要な血液の量に足りないかもしれないので、その時はもう一度採らせてください」と言われてしまう（結果的には足りた）。そんな調子で皮下輸液の時にもウニャウニャ言いながら、ルーチェくんは診察台の上を匍匐前進。
５度めの血液検査の結果は、先生のお言葉では「確実によくなっている」そう。強制給餌の量を減らしているけれど、総コレステロールは147→146（㎎/㎗、正常値は53～164）でほぼ変化せず正常。皮下輸液のために薄まっているだけかもしれないと懸念されていた黄疸を見るための総ピルビリンも0.4→0.3（㎎/㎗、正常値は0.1～0.5）で上昇することなく正常。肝リピドーシスと診断された日には569まで上がっていたALPも、先週に引き続き今週も142で正常値（正常値は62～212U/ℓ）。ここまでは順調。
だけど、GOT/ASTは70→73（正常値は18～53（U/ℓ））、GPT/ALTは139→254（正常値は29～53（U/ℓ））で、またもや正常値を逸脱している。素人の私にはデータの読解ができないので、数値の上昇は即、病状の悪化のように思われて「数値があがっているのに、どうして『よくなっている』ということになるんですか？」と先生に質問。
この２つの項目の数値も、先週までは皮下輸液で体内に入った水分によって薄められた状態での数値で、実際よりも低い値になっていたと考えられる。でも皮下輸液の回数を半分にした今週も、GOT/ASTは70→73とほぼ変化なしなので、実際は数値が下がったと考えられるそう。GPT/ALTは上昇しているものの、これも水分による希釈がなくなったことが原因だし、これは正常値を逸脱していても、そんなに心配しなくてもいい項目（外傷により筋肉が傷ついた時にも上昇するし、肥満猫では日常的に高くなる項目）で、極端に言えば、GOT/ASTとALPが正常であればGPT/ALTが正常値を逸脱していても問題にはならないそうだ。
ルーチェくんのような肝リピドーシスの場合、動向に注目しなければならない項目はGOT/ASTとALPで、それらが正常値もしくは正常値に近づきつつあるということは、肝臓の腫れがひいて回復に向かっていると、データからは読み取れるそうである。
先生のお話をうかがって、とりあえずは「よくなっているんだ」と思いながらも、ここ数日のルーチェくんの元気っぷりから期待していたような結果ではなかったので、ちょっとがっかり。でも、「死ぬかも」と言われていた日々に比べれば、「よくなってる」と言われている今は、まさにミラクルなんだから、感謝しなくては。本日、ルーチェくんの強制給餌はお休みで、「とことん空腹作戦」に突入した。
笑える寝姿に思わずシャッターを切ったら……
目を覚ましたルーチェくんににらまれた
タグ：猫 肝リピドーシス
お邪魔いたします。
ルーチェくん、これほどに面倒を看てもらって、
幸せですね。
by ガンガンガン速 (2011-06-03 15:23)