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個性豊かなアゲハたち [ガーデン]

寝過ごして、よほどお腹を空かせてた?

プラケースの蓋を開けたら、
一目散にチェリーセージに向かって飛んでいったアゲハチョウ。

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ほらね。

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去年の秋から「持ち越し」だったアゲハの蛹は4個。
最初のコが羽化したのが4月1日、
そして2頭めが4月12日 My birthday ♪ の朝で、
それからもう3週間あまり、羽化しないまま時間が流れていき、
この春、生まれた幼虫もそろそろ蛹になろうかというころ、
これはもう蛹の中でひっそりと死んでしまったんじゃないかと、
蛹の入っているプラケースをかたづけようかなと思い始めていた。



そのプラケースを昨日、お昼前に覗いたら・・・・

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羽化してるじゃーん!

アンタ、危ないところだったよー、お寝坊さん過ぎたから!
危うく生き埋めになるところだった!! いちおう蛹、土葬しようかと(^^;)

夜に向け、少し崩れる予報だったものの、
羽ばたきっぷりがかなり激しくて、
バタフライケージにいれてても翅を傷めてしまいそうだったので即、放蝶。

夜。雨が降ったり、気温が下がったり、
「あの蝶、無事に初めての夜を過ごしているかな」って心配しつつ、
羽化してからおよそひと月の命、
ずっと保護してあげられるわけでもないのだからとただ無事を祈る。



2023年度の蛹はついにラスト1個になり、
その前日5月7日には2024年度の最初の蛹が誕生しつつあった。

④.JPG⑤.JPG
          強風で煽られそうになるので、使わなくなった鉄アレイを重しにしてます^^

幼虫から蛹になるとき、だいたい丸一日、24時間ほど、
まるで傘やステッキの持ち手のようなくいっと曲がった形で動かなくなる。



そして、ようやくの蛹。

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蛹になる前日に、やたらとバタフライケージの中を徘徊しているのを
見たときからしていたイヤな予感は的中。
なんでここ!? って、つい愚痴りたくなるような、
幼虫が蛹になった場所はバタフライケージを開け閉めするファスナーの上

・・・・山椒の枝で蛹になっていただきたかった。

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【お庭の備忘録】

育てるのはこれが2度め、9年ぶり。
インパクトのある花色のポピーは見たまんまの、
‘レディーバード(ladybird/テントウムシ)’

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今年も一番乗りで色づき始めたヤマアジサイ、 ‘ 黒姫 '

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