紫陽花が好き

「奥さんの独断場」とダンナに揶揄されるほど、わが家の庭は私のお気に入りだけで構成されている。軽口をたたくダンナ本人はガーデニングにはまったく興味がないんだけど。ブログに庭で咲いている花の記録を取るようになり、今さらながらかなりの数の植物をコレクションしたものだと自分で驚いたりもして。
そんなたくさんの植物の中で私が一番好きなのが紫陽花。アジサイは文字にするときも「紫陽花」と漢字で表記するほうが雰囲気があって好き。「がくあじさい」よりも「てまりあじさい」、「てまりあじさい」の中でもあまり改良が施されていない昔ながらの地味めのものが私の好みに合う。もともと、たくさんの小花が集まって球状に咲く花、たとえばコデマリだったりビバーナムだったりリッピアだったりが好きだからかもしれない。
今朝、庭植えの紫陽花の数を数えたら、18本もあった。そのうち９本がアナベル。白く大きな手毬状の花を咲かせるアナベルは、他の紫陽花と違って時期を選ばず剪定ができ必ず花芽がついてくれるうえ、花後は簡単にアンティークの小物に似合うドライフラワーになるので、ついつい見かけると買ってきて植えてしまう。そのアナベルにも花芽があがってきている。



そして私の庭で唯一の「がくあじさい」は「墨田の花火」。去年の秋に小さなポットの挿し木苗を買ってきて植えつけたら、まだ1年めなのにつぼみが７本の枝のうち５本についている。



いちおうナチュラルガーデンの定番のカシワバアジサイも一重と八重もあって、今年の花芽のあがり具合は八重のほうがいいようだ。



こんなにたくさんの紫陽花があるのに、今年も開花株を買ってしまった。それも３鉢も！　いつも庭の紫陽花が咲き始めるのを待ちきれず、何鉢か買ってきてしまうのだ。今年は毎日の食材のお買いものに出かけた西友で、ついつい。今はバルコニーに置いて観賞中。紫色の花だと思って買ってきたのが咲きすすむにつれて青っぽくなってきてちょっと残念。

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