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がんばって食べよう! [ルーチェくんの闘病日記]

昨日はお昼の12時に開けた療法食の缶詰を夜の7時までかかっても半分ちょっとしか食べさせることができず、そのうえ「吐き気の副作用があります」と言われていた抗生物質のお薬を飲ませたら1時間ぐらいして吐いてしまうありさま。猫キックと「シャーッ」という威嚇に耐え、ルーチェくんの口をこじ開けるのに使う薬指と療法食をねじ込む人差し指を血まみれにしながらの強制給餌。「食べないと死んじゃうから。がんばろう!」と声をかけても、当のルーチェくんは眉間にしわを寄せて口を開けようとはしない。
ダンナさんが帰宅し疲れ果てた1人と1匹を見て、「今夜はもう休ませてやれば」の一言。24時間で最低1缶が目安の療法食。夜中に起きて続きを食べさせようと思ったが、私たちの食事中にルーチェくんがスヤスヤ寝息をたて始めたのを見て、朝までは一休みをすることに。鼻から胃へチューブを入れたり胃に直接穴を開けたりしての栄養補給の事例や初診時に即入院で1~2週間は入院治療という事例をインターネットの記事で見ていた私にとっては、そんな悠長なダンナさんの態度は不本意だったけれどしかたない。
今朝、出勤の仕度をしているダンナさんを尻目に、7時からルーチェくんに強制給餌。昨日の夜には食べきれてなかった缶詰の残りを食べさせる。猫キックは相変わらずだったけれど、比較的スムーズに口を開き療法食をねじ込むことができた。私の指から血が流れたのも相変わらずだけど……。
今日もまた、皮下輸液のため10時に獣医さんに行くことになっていたので、9時から2個めの缶詰にトライ。4分の1を食べさせるのに成功。うれしくなる。
獣医さんに行き、皮下輸液を受けながら経過報告。気になっていた鼻から胃へ通したチューブでの栄養補給について質問する。手間暇はかかるけれどできることなら口から食べさせてやりたい親心、でももしチューブを使えばまだ私が食べさせることのできない2缶の壁を越えられるのならチューブ装着も視野に入れなければと考えていた。先生のお話では猫の鼻の穴の大きさからしてそんなに太いチューブが入るわけでもなく、注入するのも療法食をお湯で溶かしたもので水分の量だけかさが増すので1日1缶しか入らないとのこと。また、気になっていたルーチェくんの治療方針についても「すでに積極的治療をあきらめた緩和ケアの段階ですか」と聞くと、「まだまだ積極的治療の行える段階です」と言っていただけた。
さらにうれしかったことは、所見では黄疸がやや薄くなっていると言っていただけたこと。明日は経過を確認するための再度の血液検査を受ける。少しは改善されているといいんだけど。今日もがんばって療法食を食べさせよう。

ルーチェごはん.gif

ルーチェくんの療法食は1缶156g入りで400円。高カロリーで高タンパク質の特別療法食。他にも栄養価が高いと獣医さんに勧められた仔猫用の粉ミルクも用意してる。
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