ポーセリンペインティングのフラワーベース

ガーデニング好きの私は、植物園に行くのももちろん好き。

花の名前はサルスベリとリッピアぐらいしか知らないダンナさんを、
「売店で何か食べさせてあげるから」と食べ物で釣り、植物園行きを
いつも決行する。

ドイツ滞在中、パルメン・ガルテンに何度目かに訪れた時、イベントで
ポーセリンペインティングの作品の展示即売会をしていて、そこで手に
入れたのが、この猫の図柄のフラワーベース。



いくらだったのか忘れてしまったけれど、「高い！」と思ったのは覚えて
いる。最初に見た時には買う決心がつかず、園内を１周してから買うこ
とにしたから。

実はその時にも、私のお買いものには付き物の珍騒動があったんです^^。

園内を１周し、「さぁ、買うぞ！」とイベント会場に戻ったら、撤収モードに
なっていて、私のお目当てのフラワーベースはすでに撤収済み。

ダンナさんはあきらめるようにと言ったけれど、悩んだ末にやっぱり買う
と決めたんだもの、あきらめきれない。撤収作業中のドイツ婦人と交渉
するようダンナさんに要求。

だけどドイツ婦人曰く、「明日もイベントはあるので、明日また来るように」。

相手が日本語がわからないのをいいことに、「明日また来たら入園料が
かかるから、今夜の飛行機で帰国するって言ってみたら？」と、堂々と
作戦会議。

そして作戦は功を奏し、かなり渋々だったけれど、撤収済みの荷物から、
お目当てのフラワーベースを出してもらえ、めでたくお買い上げV（^0^）。


細やかなタッチで描かれている仔猫の毛並みは、とても柔らかそうだし、
じっとクモを見つめる寄り目気味の表情や、ヒゲがクモのほうへと向いて
いるようすは、猫好きならわかるリアルさ。



クモの巣を描く線の細さ、そしてクモの脚がちゃんと８本になっている点も、
またまたリアル。



色数を茶のグラデーションに抑えたセピア色の図柄に、猫の瞳の黄色と
首に巻かれたリボンの青を挿し色に使ってるところが、いいんです^^。



見ず知らずのドイツのご婦人の手によるハンドクラフト。
こんなに惚れ込んで大切にしていることを、ご本人に伝えられないのが
ちょっと残念な気もします。

タグ：雑貨　フラワーベース　ポーセリンペインティング　猫

コメント 5

あ　かわいい。
もうちょっとで手を『ちょい』としそうな　そんな真剣なまなざしですね。
by みけうさぎ (2011-06-22 21:48) 

お邪魔いたします。
うちの2ヶ月の仔猫の表情と同じですー。
このホワホワ感、たまりませんねぇ。
by ガンガンガン速 (2011-06-23 15:42) 

猫の絵がなんとも言えずかわいいですね。
それに、クモもなんだか立体的に見えます。
by ぼたもち (2011-06-23 16:25) 

ガンガンガン速さん、仔猫と暮らしているなんてうらやましいです。
わが家の猫は高齢化が進んでます^^。
大人猫ももちろん可愛いけれど、仔猫の可愛さは格別ですもんね。

by ハリネズミ (2011-06-23 16:29) 

ぼたもちさん、遊びに来てくれてありがとう❤
このクモ、私もお腹がプリプリしているように
見えるんです。
by ハリネズミ (2011-06-23 16:33)