*ヒビスクス シリアクス シギョク*

前記事の酔芙蓉の花が咲いたのと同じ日、
このコもまた今シーズン、初めての花をやっと咲かせた。



ヒビスクス シリアクス シギョクこと、ムクゲ ‘ 紫玉 ’ 。



お庭に迎え入れたのは３年前の夏。
でも、咲いた花の数はまだ20輪にも達していないと思う。
というか、もしかしたら両手で足りるかもしれない。
それくらいお花が咲きません、多花性のムクゲだというのに！



つぼみはね、つくんです、それなりに。



だけど小さなつぼみのうちにポロポロ、
いい感じに膨らんできてもうひと息♪と思っていたつぼみもポロポロ、
落ちて落ちて落ちまくる(-"-)。

落ちてしまった開花を楽しみにしてたつぼみを掃き集めるのは、
あまりいい気分ではないし、
もしかしたら１輪くらいは咲いたのかもしれないけれど、
去年の夏は「咲いた」という記憶すらなくて。

株が若いからかなと楽観的に考えるようにしてきたのももう限界。
本腰を入れてケアしてみて、ダメなら抜いてしまおうかな、と。

で、ネットでいろいろ調べてみるとこの紫玉、
多花性のムクゲの中では異端児のようであることが判明。
咲かせるのがむずかしいらしく、
「花が咲きません」「つぼみはついても落ちてしまう」、
そんな書き込みも多数見かけ、
うちのコだけじゃないんだってホッとする反面、八方塞がり感も。



ふわもこのお花、
このお花が、フツーのムクゲ並に群れ咲くさまを妄想したら、
うっとりの極みなのに。



やっぱりあきらめきれずに、
なにかいい手はないものかってケアの模索はまだ続く････。



ただ、この３年でうれしい変化だってあるにはあった。
花色が買ったときについてたタグの写真に近い花色になってきたｖ。
植えつけた年に咲いたお花はこんなに淡い紫色だったもの。



うちのコ歴がキリよく５年になるあと２年くらいは猶予を与えて、
もうしばらく育ててみようかな。