青のエケベリア

雨の朝、届いた速達便。
大急ぎで封を切れば目に飛び込んできたのは澄んだブルーの葉。



画像で見たものより実物のほうがうんと青くてうれしくなる。



まずは箱からすべてを取り出して。





焦って捥げちゃったら大変だって逸る気持ちを抑えつつ、
ふんわりとくるまれていたティッシュをそっと剝ぎ取ってのご対面のとき。



きれい♪。



実物を見ないでのお買いものは、画像＞実物だと届いたときにがっかりするけど、
画像＜実物だとうれしさも数段、アップする。
今回はまさにそのうれしさアップのバージョンだった。

いちばんのおめあて、カンテも





二番手のおめあてだったピーコッキーも



画像で見たよりもうんと澄んだブルーのベッピンさんでうれしくて。



さっそく植えつけて、ネームタグだって添えたのだった。






単品ではなく４個ずつのセット販売だったこの多肉ちゃんたち、
送料込みで韓国苗セット（写真左）が1499円、元気な子セット（写真右）が888円と
かなりお買い得だったかも。





今回はとくにカンテが欲しくての購入だった。
「エケベリアの女王」とも称されるカンテ、３年半ほど前にひと株、
手に入れて育てているのだけれど、このコがどうにもアヤシイ。
写真手前のコが「カンテ」なのだけど、やけにピンク色。



栽培環境などで葉色には幅があるとはいうものの、ピンクすぎないか？
しかも葉の形もなんだか違うような？
････と、疑いの気持ちは年々強くなっていき、
最近ではもうほぼ別の個体にちがいないって諦めの境地に到達してて、
今回の再捕獲となる。



届いたばかりのカンテを自称「カンテ」の隣りに並べてみるとやっぱりね、
なにか違う。





買い求めたときについてきた「カンテ」と入ったネームタグもなんだか
空々しかったり。



交雑のあった実生苗か、
さもなくば店頭などで落ちたネームタグが別の鉢に挿されたんじゃないかと
考えてみたりもするけど、真実は藪の中。
今度こそ、正真正銘のカンテをお迎えできたみたいなので、よしとしとく。



花もブルー系が好きだけど、多肉植物もまたブルー系が好き。

夏前にお迎えした交配種の、メキシココロラータ×ラウイも、





ずいぶん以前からいるブルーバードも、



その青さゆえに愛してやまぬエケベリア。