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Last butterfly [ブツブツひとりごと]

眩い陽射しを浴びてアゲハチョウ、ギョリュウバイでひと休み。
この後、意を決したかのように空高く舞い上がり、東の空へと消える。

①.JPG

バイバイ、
どうかパートナーに出会えますように。
そんな思いでダンナさんとふたり見送ったのは昨日の午後のこと。



てっきり羽化するのは来年の春だと思っていたアゲハが
蝶へと姿を変えているのに気づいたのは朝の家事がひと段落した9時前のこと。

えっ! マジ!? って二度見、三度見したプラケース。

②.JPG

朝、目覚めたときに見たら、蛹の色がとても悪く、
蛹のままもしかして死んでしまったのかもしれないって考えて、
ちょっぴりユーウツになっていたところだったから。

羽化の前に翅の模様が透けて見えて、
ジェダイ色だった蛹の色が変化することはよくあることなのだけれど、
今朝の色の変化はいつものそれとはちょっと違っていた。



抜け殻となった記念撮影も(^_-)-☆

③.JPG



羽化に気づいたのは、最後に蛹を見てから30分ほど。
だから翅はまだじゅうぶんには乾いて伸びきっていないようだったので、
今回もこちらが出動しました、
100均で買った洗濯物収納のネットケース(*^^)b。

④.JPG

4時間余り、このケースの中に滞在。
人間が昼ごはんを済ませた午後1時20分、放蝶。
永遠のお別れ。



なんだか寂しくて・・・・
最後にとった幼虫だったころの写真を引っ張り出してきたり。

⑤.JPG

この写真を撮ったのが10月7日のこと。
いちばん右手、プラケースにくっついてるコが今回、飛び立っていったコ。
そして、残りの2匹もすでに蛹になって。



アゲハチョウの幼虫を保護して育てるのはこれが初めてではないけれど、
このコはちょっとスペシャル。
偶然、見つけた卵から産まれた幼虫を生後数日で亡くした後、
そのコと同サイズ、数ミリの小さな幼虫のときから成長を見守っていたからね、
寂しさもひとしお・・・・(> < 、)。
気温も下がってきているし、
パートナーと巡り合えて子孫を残せるかどうかも微妙だし、
このまま、うちのコとして置いておこうかと一瞬、思ったりもしたけれど、
この日もまだ庭の花にモンシロチョウやモンキチョウ、
それに秋なるとよく見かける、名前は知らない三角定規みたいなチョウもまた、
蜜を吸いにやってきていたから、思いきって放蝶を決めた。

持って生まれたなら、きっとその翅を使って舞ってみたいよね?



それにしても・・・・
何度見ても、幼虫から蝶への変身ってドラマチック。
来年はもっと本格的に、アゲハチョウの保護をやってみようって計画中(*^^)b。

BEFORE                    AFTER
⑥.JPG⑦.JPG

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最初にネットニュースで知ったときからかなりモヤモヤしていた、
椎名林檎さんのCDの特典グッズの一件。
一昨日の「CDの発売を延期して、グッズのデザインを変更」の報道に、
ホッと胸をなでおろす。

3年前の秋からヘルプマーク、使ってます。
  https://harinezuminchi.blog.ss-blog.jp/2019-10-24-1

なのでこのニュースには人一倍、敏感に反応。
ヘルプマークの普及にはいまが正念場だと感じている肌感覚もあって。

通院しているのが都立の病院ということもあるのかもしれないけど、
病院ではかなりの頻度で見かけていたヘルプマークを街中でも、
わりによく目にするようになったのはここ最近のこと。
一般の人への認知度も上がっているのかなって感じたのはこの9月、
通院の折に乗ったバスで「座りますか?」と、
初めて 声を掛けられたとき。

認知の進む微妙な時期のデザイン酷似グッズの配布は、やっぱりね・・・・。

でも実際には配布されることなく、
酷似デザインっていうのはどうなのよ!?という騒ぎがあったことは、
ヘルプマークの認知度をまた少し、上げてくれたのかもしれない。

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