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Hedgerow の夢、ふたたび [ガーデン]

かねてよりつぼみの存在には気づいていたタカサゴフヨウ、
今朝、開花。

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花芯周りの赤い差し色が暑苦しい印象にならないのは、
花びらの薄いピンクと透けるほどの薄い質感のせいかもしれない。

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繁殖力は強く、こぼれ種でも殖えるというタカサゴフヨウ。
だけど、園芸売り場では見かけたことはなく、
道端や公園で「野良化」しているのを目にするくらい。

そんなタカサゴフヨウも、
こういう植物を手に入れるのには向いているメルカリにて捕獲したのは
2022年、そろそろ桜の開花予報が出る3月初旬のこと。



それまでも郵送料を抑えるための抜き苗の洗礼(?)は受けていたものの、
届いたタカサゴフヨウの梱包には心底、ビックリした。

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抜き苗セロハン巻き!



愛知から東京まで2泊3日かけて届いた苗はしんなりしてて、
育つんだろうかと心配になるほど。   

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                   これで送料込、6苗400円


でも、数日で元気を取り戻したv

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そしていま、お迎えから2度めの夏を迎え、
まだほっそり華奢な主観ではあるが、樹高は1mを超えた。
しかも届いたときの苗6本が1本も欠けることなく。
丈夫だし、常緑だし、お花もかわいいし
・・・・密かにあたためている、
Hedgerow(ヘッジ ロウ)構想に取り入れるのもいいかもしれない。
       *Hedgerow(ヘッジ ロウ):ナチュかわいいイギリスの生垣



そして今朝の発見、もうひとつ。

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少し、色づき始めた実の色を見て確信した。
コレ、きっとノブドウ!

数年前の夏、草引きの折にパーキングエリアのフェンス下に発芽した、
ブドウを発見。
きっと小鳥の落とし物から芽を出したんだと思う。
見つけたときは4㎝くらいだったかな。

ブドウは盛大にイモムシが付くから抜いちゃうつもりだったのだけど、
少しようすを見てからでも遅くないかと思い直していたら、
案の定、しばらくしたら丸裸の爪楊枝状態。
放っておいてもこれで枯れるだろう。

が、そんな予想に反してすぐに復活。
冬には落葉しても春が来るたび、新芽を出し少しずつ大きくなって今年、
ついに花が咲いて、実がなった。

食用にはならないノブドウの実の、
濃紺から赤紫までの色のグラデーションはうっとりするほどの美しさ。
画像でしか見たことのないその実の色づきを見られるなんて、
この数年、せっせと水遣りをしてきたご褒美かも♪

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