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7月9日に咲いている花:ネジバナ [わが家の花図鑑・アウトドア]

ネジバナ。ラン科。別名モジズリ。宿根草。

公園の芝生や川原の雑草の中で、花穂を伸ばしているネジバナを
よく見かける。とても小さいけれど、りっぱな野生ラン。

ネジバナ①.gif

明るいピンク色と白の花が、名前のとおりに螺旋状にねじれた状態で
花穂の下から上へと咲き進みます。ちょっとグラジオラスのミニチュア
のようにも見えます。

ネジバナ②.gif

花穂の軸に毛が生えていることに、今日、写真を撮っている時に初めて
気づきました。

ネジバナ③.gif

私の育てているネジバナは、山野草コーナーで購入したもの。
どこかから種が飛んでこないかなぁと思ってずいぶん待っていたけれど、
そんなに都合のよいことは起こらず、苗を見つけた時に購入しました。
1株600円って、ちょっと高いです。

宿根草とはいうものの1株の寿命は短命なようで、2~3年くらいで消滅
してしまうけど、こぼれ種で増えるので毎年この時期には庭のどこかで
花を咲かせています。

花言葉を調べてみたら「思慕」「思い忍ぶ恋」などでした。
この花言葉を思いついた人は、螺旋状の花穂に、思い人のことを思って
乱れる恋心を見て取ったのかもしれません。

7月8日に咲いている花:ガウラ [わが家の花図鑑・アウトドア]

ガウラ。アカバナ科。宿根草。別名白蝶草。

4枚の花びらが白い蝶のように見えるので、白蝶草という別名を
持つガウラ。「白蝶」とはいうものの、桃色の花を咲かせる品種も
あります。

ガウラ②.gif

初夏から秋までと花期の長い花は、ちらほらとまばらに咲くので
野草のような風情があり、ナチュラルガーデンにぴったり。

病害虫の心配もなく放任でもよく育つので、庭仕事の辛い夏の
庭では重宝します。

ただ、生育が旺盛で草丈も80~120cmと大型化し、茎も暴れる
傾向があるので、鉢植えで育てるよりも庭植えにして野趣のある
草姿を愛でるほうがベター。

長い茎の先につく白い花が、風に吹かれそよぐさまは小さな蝶が
飛んでいるようで可愛い。

ガウラ①.gif

欲張りな私は、ぽつぽつ咲く花を観賞するだけでは飽き足らず、
カラーリーフとしても楽しめる斑入り葉種をセレクトしました。

ガウラ③.gif

7月7日に咲いている花:マートル [わが家の花図鑑・アウトドア]

マートル。フトモモ科。和名銀梅花。常緑低木。ハーブ。

4㎝ほどの小ぶりの花だけど、純白の花びらを覆い尽くすほどに
広がるたくさんのおしべが印象的。
一日花というわけではないが、ひとつの花の寿命は短い。

マートル①.gif
マートル②.gif

花後につく実はゆっくりと時間をかけて熟し、10月ごろに白っぽい
粉をまぶしたようなスモーキーなブルーブラックになる。

ヨーロッパでは花嫁のブーケにも使われるというおめでたい花。
お花屋さんで「祝いの木」という流通名がついているのも、うなずける。


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