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3週めの挿し芽トリオ [ブツブツひとりごと]

気温が高くなってきたので、あっという間だった。

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祝・発根♪。

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木立ベゴニアのカット苗2種が、
宅急便コンパクトで届けられたのは3月20日のお昼前のこと。

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1月に譲り受けたカット苗は発根確認までに3週間ほどかかったのに、
今回のコたちは2週間を待たず、10日めくらいで根っこが出始め、
「水も温む春♪」と思ったものだ。

じゅうぶんな発根が確認できたので本日、鉢上げを決行することにした。
ただ、悩ましかったのは・・・・

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どちらのカット苗も発根箇所と同じ節から芽も出始めてしまったこと。
かわいそうだけど、鉢上げ前に捥ぐしかない場所だった。



さて。

カット苗の届いた日の夜、
ダンナさんがとある集まりの会場を彩った切り花を持ち帰ってきて、
このうちのいくつかで「実験」をしてみることに。

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実験その1:ほぼ成功は確実と思われる、葉物のドラセナの挿し芽。
今日現在も、水挿し状態で。

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水挿しにしたのは先の木立ベゴニアと同じ3月20日のことなのだけど、
こちらの発根はなかなか見られず、
今週火曜日になってようやくそれらしき動きが見られるようになり、
本日はこのような状態。

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ようやく2本、根っこが見られるようになった。



ところで。

挿し芽や水挿しの挿し穂からの発根はいきなり根が出てくるわけではなく、
白い粒々が発生して、その後、そこから根が出てくるのだけれど、
その白い粒々を「カルス」ということを今回、初めて知る。

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経験的には知っていたのだけど、名前は知らなかった!
カルスは未分化の細胞の集まりなんだとか( ..)φ。



実験その2:切り花のバラの挿し芽に初挑戦。

けっこう派手めの色合わせの花束の中に見つけたニュアンスカラーのバラ1輪。
ちょっとやってみたかった切り花のバラの挿し芽に挑戦してみることに。

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スタートから3週間、今日現在の挿し芽苗たち。

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挿し穂の茎の色は黒ずんだりしておらず、コンディション良好。



そして3本のうち、2本の芽が動き出して(≧▽≦)。

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1本しかなかったバラからできるだけ多くの挿し穂をとりたくて、
葉っぱなしの状態からスタートしたコの新芽がふわっと開き、

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もう1本、蒸散防止にカットした葉の付け根の新芽が動き出したコも。
         葉陰になり新芽の写真が撮りにくかったので古い葉は取り除くw

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ただ、新芽が動き出してもまだ安心はできないんだって。
それは茎そのものに残っていたパワーによるもので、
必ずしも今後の発根やさらなる成長を保証するものではないらしい。

そして切り花のバラの挿し芽は、
庭で育てているバラの挿し芽よりも格段に難易度が高いということも知る。
その理由も聞いたら納得した。

つまりは鮮度の問題。

出荷されてからお花屋さんの店頭に並ぶまでにかなりの時間がかかること、
手に入れたバラがその日、入荷されたものとは限らず、
店頭でまた幾日かを過ごしていることだってあるわけだから。

調べてみると奥が深いよねー、いろいろと。

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