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マイノリティゆえ。 [ブツブツひとりごと]

今日から7月。
グレープフルーツ断ちの日々が始まって丸2年が経った。
写真は2年前、2019年6月30日の朝に食べた最後のグレープフルーツ。

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大好きなのになぁ・・・・。

服用している薬との飲み合わせで食べられなくなった。
「ちょっとくらい、ひと房、ふた房くらいならいいんじゃない?」って
ときどき思うけど、じっと我慢、がまん。
いつか、心置きなく食べられる日が来ると信じて。



そんなグレープフルーツ断ちをしなくちゃいけないお薬、免疫抑制剤の
服用を始めて今日で2年になったけど、

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まだドクターからは断薬の「だ」の字も聞かれないのだった・・・・。
             もう1年以上、完全寛解は続いてるのにな!



そんなわけで今年もまた、4月に更新の申請を出した指定難病の認定が
「今年度も下りた」との通知が届いたのは半月ほど前のこと。

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付け始めた2年前は気が引けたヘルプマークも、
おでかけの供、anelloのリュックにすっかりなじんでるし、
付けてるのに「見られたくない」という変な気持ちも消えて久しい。

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最近は通院している病院以外でも見かけることが多くなったからかも?





毎朝、お邪魔しているブログでも、
ご両親やご自身のワクチン接種への言及を目にすることが多くなった。
かく言うハリネズミの母も昨日、2回めの接種を済ませた。
そして今週月曜、ハリネズミ夫婦にはワクチン接種のクーポン券が届く。

こんなふうに「打ちたい」「打った」の話題は目にしても、
「打ちたくない」「打たない」っていうのは目にすることがなくて、
ブログ界でもなんとなく感じられるような気がしてたの、
ワクチンハラスメントや同調圧力。
先日はワクチンを打たない人について、
ちょっときつい口調で自論を展開している記事に行き当たってしまい、
・・・・凹んだ。

迷ったけどあえて言ってみようかな、「私は打ちたくない」と。

よく副反応や死亡例を「〇〇万人に△△人」という表現で、
低リスクであるかのようにいうけれど、自分が該当すれば100%と同じ。

たとえばいま抱えてる病気だって、10万人に何人かの病気らしい。
でも、該当したハリネズミにとっては「病気になった」という事実だけ。
確率は関係ない。

そんな病気に「当たって」しまったから、
「〇〇万人に△△人」という表現ではなんの安心感も得られない。
個人的には納得ができないから打ちたくない、
ただそれだけのことだけど、
「打って当然」の雰囲気が蔓延するなか口にするのも憚られるし、
毎日、なされる接種率の報道には責め立てられているような、
そんな気にさえなる。

そして火曜日の夜、NHKの「クローズアップ現代+」で紹介されてた、
厚生労働省のHPの「新型コロナワクチンについてのQ&A」にも目を通し、
「打たない」と決めた。



以下は厚生労働省HPより抜粋、太字はハリネズミによる加工。

・がん、⾻髄移植や臓器移植後、先天性免疫不全、HIVに感染している方などは、一般的に免疫力が低下する傾向にあると考えられます。免疫力が低下している⽅は、かかりつけの医師に接種の可否を相談する必要がありますが、新型コロナウイルスに感染した場合には重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、他に接種してはいけない理由がなければ、一般的に接種が勧められています。また、「免疫の機能が低下する病気(治療や緩和ケアを受けている悪性腫瘍を含む。)」がある⽅は「基礎疾患を有する者」として優先接種の対象となっています。
なお、mRNAワクチン、ウイルスベクターワクチンには新型コロナウイルスそのものが含まれているわけではないので、免疫が低下していることが原因でワクチン接種により新型コロナウイルスに感染することはありません。⼀⽅で、ワクチンの有効性は接種を受ける⽅の免疫応答に依存するため、免疫が低下している⽅では他の⽅よりも予防接種の効果が低い可能性があります。ワクチンを接種した後も引き続き、感染流⾏が続いている間はマスクや⼿洗い、ソーシャルディスタンスを継続することが重要です。


ステロイドや抗がん剤、免疫を下げる薬(臓器移植や骨髄移植後に使用される免疫抑制剤など)を使⽤中の⽅は、免疫力が低下している状態と考えられています。免疫力が低下している⽅は、かかりつけの医師に接種の可否を相談する必要がありますが、新型コロナウイルスに感染した場合には重症化するリスクが他の⽅よりも⾼いため、他に接種してはいけない理由がなければ接種が勧められています。「ステロイドなど、免疫の機能を低下させる治療を受けている」⽅は「基礎疾患を有する者」として優先接種の対象となっています。

日本で承認されたファイザー社及び武田/モデルナ社の新型コロナワクチンは、高血圧、糖尿病などの基礎疾患をもっている方に対しても、高い発症予防効果があることが分かっています。ただし、免疫抑制剤を内服されている方や重い免疫不全がある方は臨床試験の対象とはなっておらず、他の方と同等の効果があるのか、はっきりとは分かっていません。


治験の期間が短いことに対する疑念が拭えなくて「打ちたくない」って
思っていたけど、それ以前の問題だったみたい。
マイノリティである免疫抑制剤の服用者は治験の対象にも入っておらず。
危険性どころか、効果もはっきりとわかってない。
プラマイを天秤に掛けたら自ずと心は決まった、「打ちません」と。

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