小さな置きみやげ

ハーブガーデンのミントやステビアの切り戻しをしていて発見。
ちっちゃなモミジ。





葉っぱはまだ２枚ぽっきりの、
今年、芽吹いたばかりのおチビさんでもしっかり紅葉するのは
なんだかとても微笑ましい。



微笑ましいのだけど････同時に悩ましくもある。

モミジだけでも年に10本程度は生えてくる「小鳥の置きみやげ」、
とてもじゃないけどすべて育ててはいられないから
雑草同様、草抜きのときに抜いてしまっているのだけど、
こんなふうに「あたち、ガンバってまちゅ」的な姿を見てしまうと、
抜くに抜けなくなってしまう。

以前も鉢植えで育ててたヒメシャラの鉢に
真っ赤に紅葉するちびちびモミジを発見してしまって、





その後、15年ほど育てることになってしまった。



写真は13年め。
15年めにはさらに大きく育って、
めざすお庭のコンセプトと相容れなくなってしまって泣くなく、
懇意にしてるお花屋さんに抜いてもらった。

で、今回また、真っ赤に染まるちびちびモミジの発見にさぁて
どうしたものかと頭を抱えてる。

ここは思いきって････？
それともなんとか盆栽仕立てにならないか四苦八苦してみる？
どちらにせよ、おおいに悩ましい。



そしてここにも「小鳥の置きみやげ」がひとつ。



万両。
いま50㎝くらい。
気づいたのは数年前で、そのとき、すでに30㎝くらいに成長してて、
もう簡単には抜けない状態になってた。
今の季節だからよく見えるその姿、
春から夏は手前のホサキマンサクの葉が茂り、万両を覆い隠してた。



万両というその名はいかにも和風だけど、
赤い実と緑の葉の組み合わせはクリスマスカラーでもあるし、
まぁいいかって思ってその存在を容認。





でも、今年、また････(-_-;)。
つい最近、クリスマスローズのむこうに芽を出してるのを発見。





まだちびちび。
それでもしっかり万両の特徴を醸してる葉っぱ。



いまなら物理的に抜けないわけじゃない。
でも････心理的には抜きにくい、
人目を盗み、大きく育った万両の存在を容認したあとでは。
どうしようかなとこちらもモミジ同様、その去就を思案中。

どうせなら、
見つけてヤッター！と思える置きみやげをもらえたらいいのに。
これもまた何年か前にお庭に生えてきたヤツデ。



できればこのヤツデの、
ちょっとレアな斑入り種の種を落としていってくれないかな。
駅前の新しくできたショップの植栽にも使われているのがいま開花中。
まもなく実もなるだろうから、
それをパクッと啄んでからハリネズミんちのお庭に降りたち、
しばしの休息の後、「うんこらしょ」って置きみやげを残していって
くれたらなぁ････などということを妄想中ｗ。